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「スカイ・クロラ」感想

辛気臭い話でした。

(以下ネタバレ注意)

作品としての指向性が強く、映画や本の感想を書きなれている人であれば、殆どみんな同じところに辿り着きそうな感じです。ただ、逢着した先が、
「人間は知らず知らず日常を無為に、ループしている。
 そのことに気付き、打開せんと奮起してみても、
 無残にも敗れ去れ、再びループへと戻る…そしてまた」

なんて、辛気臭すぎるでしょう(笑)!

作中、登場人物が酒とタバコしか取らず、
(唯一ミートパイを注文するも、急務が入って食べられず…)
全体的に重い色調とあいまって、
「死んでる感」が、常に観客を圧迫して、感覚的に
「確かにこの状況を打開しないと"不健全だ"!」と
思えるようになっていて、敗北してでも挑む事を
肯定しやすいように出来ていますが、
でも敗北は敗北で(笑)。

繰り返し挑む事の意味や、
果たして打開した先の世界に何があるのかと、
見終わった後いろいろ考えてみても、
やっぱり辛気臭い結末に逢着してしまうわけで!
その辺、
「辛気臭い映画だったなあ」と結論付けるしかなく!


あ、そうそう、草薙さんが不気味な人形を背景に、
歪んだ戦争の論理を語っているシーンが凄く良かった!
草薙さんが世界の奇形的考えを持つ人間の代弁をしているようで!
これぞ総合芸術の素晴らしさ、だよネー。

もうすぐ公開終わりそうですが、
萌えばかりを目当てに観に行くと、ちょっと傷つくぞ!
本作の女性たちは美点1に対し欠点10くらいの配分だからさー。

と、手癖で書いて、〆る。

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Tag : アニメ 映画

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