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この素晴らしいルーチンワークを

この素晴らしい世界に祝福を!」見てますか?

ボクは見てます。大好きです……。



第4話にこんなシーンがあります。
アークウィザードのめぐみんの頼みで
「爆裂魔法」の練習に突き合わされた主人公のカズマ。
その練習とは、町はずれの廃城に
一日一回(爆裂魔法は一日一回しか使えないから)
爆裂魔法をぶち込むというもの。


まず、廃城に魔法をぶち込むという
意味のなさが最高です。
みなさんの家の近くに「消火栓」と書かれた
看板はありませんでしたか。
そしてそれを的に、ゴムボールを投げたり、
エアガンの弾を撃ち込んだりしたことは?
決して褒められたことではありませんが、
イコールでつながる感じ、わかりますか。
たぶん、ファンタジー世界では、
消火栓の看板が、廃城なんだなあと、
なんとなく伝わるギリギリの感じ。
ファンタジー世界と、
現実世界が細い一本の線でつながる
謎のリアリティ!素晴らしい。


また、雨の日も風の日も、
女の子の魔法の練習に付き合う
というのも胸を打ちます。

うちは猫を飼っていまして、
最近暖かくなってきたせいか、
外に出たがるのですが、
いざ出してやると、数分後、
「やっぱり寒いじゃねえか!」
と言わんばかりに網戸をひっかき、
入れてくれとせがむので、
入れてやる……。
というのを、日に何度もします。
バカだなあ……と、そのたびに
思うし、たまにイラっとするのですが、
おおむね愛らしいのですね。

これ、何度もというのがミソで、
同じ行為を繰り返していくと、
愛着が湧いてくるんですね。

もちろん、断り書きは必要です。
「その空間に愛着を持っていれば、
 同じ行為を繰り返すことで、
 その愛着は強化される」でどうでしょう。
辛いことを続けても、より辛くなるだけ、
つまらないことを続けても、
本当につまらなかったら、やめたくなりますよね。

で、カズマにとって、
めぐみんとのルーチンワークのような
練習は決して嫌ではなかった。
それどころか、日々の繰り返しの中で、
「爆裂魔法の出来栄えを品評できるようになる」
と、自分なりの喜びを見つけ出せるようになった。

これですよな。

学校生活なんて言ってしまえばルーチンワークで、
その中で喜びを見出せなかったら、
それ以外のところ、学校外の活動や、
家での趣味に没頭するほかない。
もちろんそれで日々を送ることが
出来る人は偉い人です。
ですが、ルーチンワークの中に喜びを
見出せる人は、より生きていくことを
楽しめている人ですね。

そういえばカズマは、異世界に転生してから、
徹底して労働という、
日々のルーチンワークと向き合っていた気がします。
必死に適応するためのルーチンワークから、
楽しみを見出すルーチンワークへと。
しっかり、現世の敵を討つように、
日常を楽しめているのが、素晴らしいですね。

と、書くと、ルーチンワークの中で
喜びを見つけたからエライって話になりますが、
違う!
女の子と「決していやではないルーチンワーク」を
積み重ねて、言外に仲良くなっていく過程が、
いいなーと、羨ましいなーと、
微笑ましいなーと。そういうことが言いたい。

異世界楽しんでるね!
ボクは女の子のピンチを助けて好かれる異世界モノより、
どうでもいいことを一緒に長いこと続けて、
そのうちに好き合うような異世界モノの方が
好きだゾ!

だから本作は素晴らしい。
みんなも見よう。それが言いたかった。


まとめ!

・魔法の練習で廃城に攻撃魔法をぶち込む
 シュールさがいいよね!

・繰り返しの中から日々の喜びを見つけたり、
 一緒にその作業をやる人と
 仲良くなる過程は、微笑ましいよね!

・めぐみんかわいい

・みんなも見よう


以上!

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Tag : アニメ

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