Top > 2009/03/

中古本買ってみた

ブックオフオンラインを使ってみました。
「ブックオフ」という名前から、
本の状態に期待はしていなかったのですが、
値段シールなどは無く、オビも、無い方が少ないといった状況で、
かなり満足しましたよ。というか、そうなんだよなー。
よくよく考えれば、ブックオフは本の見てくれはかなりきれいで、
それを帳消しにする粘度を誇る値段テープが問題だったわけで、
それがなくなりゃ、好感度もあがるわなあ。

早速数冊読んでみたので、ちょろっと覚書を。
一応アマゾンリンク張ってありますが、どれも絶版です(笑)。

つっぱれ有栖川 (角川スニーカー文庫)つっぱれ有栖川 (角川スニーカー文庫)
(2003/06)
ヤマグチ ノボル

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潰れかけの女子相撲部を再建させなければ、
好きでもない力士と結婚させられる相撲部屋の末娘のお話。
親子のいがみ合い!スポ根!すれ違い!和解!
と、オーソドックスな作りですが、それゆえ無理無く、
女子相撲部という奇怪な?部活を活き活きと描いております。
で、何より有馬啓太郎先生の挿絵が良い!かわいい!
取り組みのシーンではダイナミックなコマ割りで
立ち回りを表現していますし、一枚絵も場面をしっかり切り取っている。
本業が漫画家だからこその上手さなのかなあと思いました。

あ、最後にウインクしながら制服で四股をふむありすがシュールで
ゲラゲラ笑っちゃったんですが、これこそまさに、
ありすが見つけた「答え」だよなあと納得し、
それでもやっぱりゲラゲラ笑いました。良作です。


雪の峠・剣の舞 (アフタヌーンKCデラックス)雪の峠・剣の舞 (アフタヌーンKCデラックス)
(2001/03)
岩明 均

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上手すぎます。
久保田藩のお家騒動を引き起こした旧臣たちの心を
「雪の峠」という一つの主題のもとに、
明確に、しかし押し付けがましくなく描き出す「雪の峠」。
家族の復讐を誓うハルナと、
彼女の師となる剣聖の弟子・疋田文五郎の
運命が重なり、層を為してゆくさまを描く「剣の舞」。
どちらも文句のつけようがない作品で、
(歴史ではチガウ~というのは瑕疵ではない)
「俺は漫画を描くんだ!」「アニメの脚本を描くんだ!」という人には、
「これが一つの答えだ!」とおすすめしたく存じます。

特にハルナの「さすが天下一」にはボクもしんみりしちまってねえ、
毎朝榛名山が視界に入るたびに、思い出しため息をつく始末。
なんのかんので糸を引き、忘れられない一冊になりそうです。

しかし、そろそろ大河でやってくれないかねえ。
「上泉信綱」か「長野業正」

くるぐる使い (角川文庫)くるぐる使い (角川文庫)
(1998/01)
大槻 ケンヂ

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星雲賞受賞作品が2篇も入ってをり、いい加減再版されるだろうと、
ボケーっと待っていても全く音沙汰が無いので購入。
どの短編も面白いのですが、特に好きなのが「憑かれたな」。

悪霊憑きは自分の抑圧された感情を、属する文化に即した
「悪いもの」のせいにし、爆発・発散させる行為と見なし、
(キリスト教圏なら悪魔、日本の山岳地方なら狐…etc)
「憑かれた」というイメージ(妄想)に起因しているなら、
「解放された」というイメージを与えてやればよいと、
その「悪いもの」に「対抗するもの」を演じる元役者が主人公の物語。
もっともらしく、幾らでも広がりのある素敵な怪異への理由付けと、
しかし怪異への敬意も忘れぬラストがたまりません。面白い!

いや本当、大抵のことは演技でカタがつくような気がしますよ。
個性なんてモンも、
自分の演じたい役割にすぎませんよねえ!
(本の感想に自分の信奉する論をこそっと織り交ぜるの、やめなさい)

さらに余談ですが、手にとって見ると、この表紙、
かーなーり怖いです(^_^;)お気をつけ!

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Tag : 日常 一言感想

石田エッセイ 3人目

・奥義
最近「奥義」は物事の最深部にあるスイッチを押すと、
入り口の下からせり上がってくる宝箱の中にあるのではないかと、
考え始めた次第です。
いきなり「奥義」を見つけちまう人がいることも、
スイッチを押した感覚はあれども、確信が持てない感じ、
スイッチから原点までトボトボと同じ道をたどる心細さも、
説明がつくのではないかと思うのです。
まあ、未だ一つの奥義も持ちえぬボクの想像ですが。
そんなことを考えつつ、奥義までの道を耐えようと考えております。

ちなみに、着想のもとはYAIBA(笑 /青山先生風)


・白痴になる言葉
今更カルデなんとかの話。
先週あたり朝日の新聞でデカデカと
「法か人権か」という文字が載っておりました。
しかしこれは正しくない。
正確には「法か、犯罪者の子供としての人権か」でしょう。
ですが、どこまでが犯罪者の子供の人権であるかというのは
ボクの興味の範疇外だ。
ボクが気になるのは軽軽しく用いられる「人権」という言葉です。
安易な二元論に仕立て上げる為か、キャッチーであるからか、
そればかりではありますまい。この言葉を用いたのは、
「人権」という言葉を見ると、結構な数の人間が
その方へ流れると見越してのことではないでしょうか。

我々には、教育のためか抗いがたい言葉があります。
それは「平和」であったり「平等」であったり、「善意」であったり、
「民主主義」であったり、最近では「エコ」などがそうでしょう。
これらの言葉の前では「多分そっちが良いのだろう」という
意識が働き、二元論のときなど、自然とそちらを選ぶでしょう。
それは思考を奪う、我々を白痴にする言葉です。
平和教育くらいの範囲で、皆で平和のお題目を唱え、
何も考えず白痴になってヘラヘラ、幸せでいるというのは、
やや宗教的なきらいもありますが、まだ無害でしょう。
(ボクは狂いきっていると思いますが)
ですが、それを熟知し、自らの意見を通す為に用いる
小汚い奴がいるということは、多分にして事実でしょう。

果たして「抗いがたい言葉」などあるのか?
という疑問のある方もおりましょうが、
「平和」や「民主主義」にタテツク人間が、
往々にして悪ぶっていたり、反動的だったりするのは、
その証左とはなりませんか。
「エコエコ言うなら、おめーんとこの会社の火とめて、舌噛んで死ねよ」
なんて言いたくなりませんか。それはボクか。そうか。
舌を噛んでもあんまり死ねないようですが、さて置き。

ボクの平和は、ある人の平和を踏みにじって在るでしょうし、
ボクの考える平等は、多くの人の平等とは重なりますまい。
お題目も白痴ゴッコももういいでしょう。
その言葉は、世界が見る夢の姿など指してはいない。


・いい加減
普通の更新に戻ろうかなと思います。
まだまだ書こうと思っていた事もありますが、
(エロ万歩計、エロ将棋の話)
あんまり一気に書くのもなんでしょう。
まあ、楽しゅうございました。

Tag : 日常

石田エッセイ 2人目

・極論
高校時代に、部活の先輩の前に3人並ばされ、
演劇の大会だかへの意見を問われ、順順に答えました。
聞き終えた先輩は、一人一人に指をさし
「正論」
「極論」
「ウーロン」
今でも極論を弄していますが、
素でウーロンを弄し、しかも憎まれない人間には、
強い憧れを覚えます。

そういえば、マンガやアニメのボスはしばしば極論を弄しますな。
正論で対抗できる(でも、往々にして理想論)ギリギリが、
極論なんでしょうか。正論程度じゃ、ウーロンは倒せませんなあ。


・続・極論
少子化対策担当大臣なんてものが作られるくらい、
日本の少子化問題は切迫しているようです、
いや、根本的な解決が見当たらない以上、逼迫しているのかも。
なのでボクが一つご提案。
大学と高校を減らし、高校進学率を30%くらいにしては如何?
高校なんて行きたい人が高い金を出すか、
奨学金を貰うかして行けばいいのです。
「高校くらい出てなきゃ仕事につけない」とは、
高校進学率100%を目指した某団体が招いた事態であり、
中卒の方が多くなれば、社会はそちらにあわせましょう。
ただ、高校大学に金をかけなくなった分、政府は法人に金をかけ、
研修制度を確立させる等、いろいろ制限をかけねばならないでしょうが、
そんなことは少子化の前にはたいした問題ではありますまい。
高校で学ぶものはより真剣になり、
中学で打ち止めとあらば、就職に備えて多くの生徒が
問題を起こすまいと必死になるでしょう。
ま、モラトリアムが減る事で文化は不振になるかもしれませんが。
そんなことで死に絶える文化というのも頼りないものです。

え?高校を減らす事で職を失う教員はどうするって?
大丈夫、そのかわり小中学校が増えます!
大学を追われる教授・准教授・職員は?
いいパトロンが見付かる事を祈っています。特に頑張れ法人!
学校を当てこんで開業した定食屋や本屋は?
いつまでも あると思うな 客と大学

だから極論だって言ッてンじゃン!

Tag : 日常

石田エッセイ

ちょっとエッセイ的なものが書きたくなったので、
このエントリをつかってだらだら書いてみることとす。

・自己言及と病気の話
いきなり自己言及を始める人は「構ってほしい」か
「気が滅入っている」とはボクの偏見ですが、
的外れというほどでもありますまい。
「病気自慢」もそうでしょう。まあ、こっちは病気を人質にとって、
「構え」と圧力をかけている分たちが悪かろうと思いますが。
――ただ、これは自慢に落ち着き、ネタに昇華しきれていない場合。
正岡子規くらい、立派な自慢をしてみたいもんですなあ――
と、こんなことを考えていると、自分が病気をネタにしようとする際、
ブレーキがかかるわけですな。この程度じゃネタにはならん、
ただ哀れを請うているばかりでみっともない。なんてねえ。
でもねえ、人の日記をわざわざ見に来る人で、その人に対して
「病気自慢だ!このクソ野郎!」なんて思う人はそういないんですよ。
ある程度の好意が前提にあっての日記御閲覧ですからね。
ムカつくために日記を見る人もおりましょうが、きっと少数派。―――
なのでボクの断りは、誰を慮ってかというと、ボク自身なんですなあ。
「おれはおれの信念を曲げたわけじゃないんだからね!」という。
まさしく病気自慢なんてのは自己への言及「自己言及」ですな。


・噂のくしゃみ
で、風邪のネタです。同情不要、ただし幼女からならお受けします。
まあ、今の時分は花粉症の人などそれどころじゃないでしょうなあ。
さておき、今でもまだ様式美としてマンガ等で使われておりますが、
くしゃみの出る理由は「人が噂をしたから」なんてのがありますな。
コレ、地方によって諸説あるのですが、ボクの実家では
「1回噂、2回はそしり、3回はいい噂、4回目は風邪」です。
2回で治まりそうなくしゃみを何とか3回にしようとしたのは、
幼き日の可愛らしい思い出と言えなくもないですが、
実はこの年になってもボクは、2回くしゃみをすると
「あー畜生、今おれの悪口を言いそうなのは…あいつかな?」
などと心の中で適当な人物をケンキョします。
色々考察して、
「深夜2時だというに起きていて俺の悪口を言いそうな奴は…?」
なんてね。
ま、いい年こいてこんなことを頑迷に信じているのは、
風邪を引いているときは「気が滅入っている」からでしょう(笑)。
こういうときに、人を疑う心は滑り込んできたり、
自らのうちから膨れ上がってきたりするわけですな。
個人的にはこういう考え方も嫌いなんですが、
そうだなあ、あんまり人を疑わない人は、
くしゃみをした時くらい人を疑ってみてはどうかな!?
なんて、反動的なことを書いてみたくなる今日この頃です。
おお、気が滅入ってやがるな(笑/言い訳)。


今日はこれくらいで。もっと色々人を不快にするような話を
書こうとしていたのですが、まあ、まあ。

Tag : 日常

「ZOJIRUSHI 電気ケトル CK-BA10-RA」レビュー

ZOJIRUSHI 電気ケトル CK-BA10-RA レッドZOJIRUSHI 電気ケトル CK-BA10-RA レッド
(2008/02/21)


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現在55%引き

不注意でヤカンを焦がして以来、
お湯をかけていると心臓がとんでもなくドキドキするように
なってしまったので(^_^;)電気ケトル購入。
初ケトルですよ。

初ケトル者としての感想

ヤカンの弱点である「コンロから離れてはいけない」が
なくなったのは結構大きい。空焚き防止で寝落ち、
ヘッドフォンを用いての作業での度忘れも安心?(^_^;)
また、ボクは深夜に沸かすことが多いので、
「ケトルの笛が使えない」
「台所まで何度か往復してギシギシ音を出すのもどうか」
っつー問題があったのですが、それも解消。
お湯しか沸かせませんが、
お湯を沸かすだけなら極めて安全、スペシャリストです。
お湯洩れも殆どないであろうところもグッド。

製品としての弱点は
「結構重い」
「ケトルを使うための動作がポットとは違って独特」
「お湯口が小さくて、インスタントカフェオレなど作るとき、
 上手いことやらないとダマができる」ということでしょうか。
(重さはステンレス製のため、複雑な動作は、
お湯洩れを防ぐ構造のためでしょうな)
あと「電気をけっこう食」いますのでブレーカーに注意。

まあ、ボクが使う上ではそれほど問題にならないのですが、
一番コレを使わせたいのは半ボケのジジババですよね(^_^;)
ジジババに使わせるには、上の欠点はどれも致命的だと思うのですが。

一番オススメする人は、
「実家暮らしでしばしば深夜ボケーっと起きている人」です(笑)。
ワンルームで、コンロがすぐ近くにある人や、
ジジババにはあんまり薦められないかもー。

Tag : 日常

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